1棟のアパートを計画して、建築・施工、そして完成を迎える・・・
その間にたくさんの手続きがありますが、その内容について「意外と知らない」という方も多いのではないでしょうか。
全3回にわたってRIAパートナーズでアパートを建築するときの流れについて解説してまいりましたが、こちらの企画もいよいよ最終回です!
第3回目の今回は「“着工”から“完成・お引渡しまで”」を解説します。
▼ここまでのおさらい▼
解説 第1回の 条件検討 編 ではお問い合わせ~物件のご提案までの流れを。
そして第2回の 着工準備 編 では、工事請負契約の締結~着工するまでの準備の流れを取り上げ解説してきました。
これまでの解説 イメージ
アパート経営を始めるまでの、お問い合わせからお引渡しまでの流れをつかむために、ぜひこれまでの記事もご覧ください♪
アパート建築の流れ part.3建築工事 編
ステップ1☆待ちに待った着工♪
いよいよ工事が始まります!
着工後は事前に行った地盤調査の結果に基づき、すぐに地盤補強工事に入ります。
建物の土台となる「基礎」の施工をする前に、
「表層改良工事」または「柱状改良工事」をすることによって、地盤を強固にしていきます。
地盤補強工事が終わるとすぐに、
基礎工事(配筋工事、配筋検査、基礎コンクリート打設)
→配管工事(屋外から屋内に引き込む配管)
→建て方工事(柱や梁など、主要な構造材を組上げる作業)と工事を進めていきます。
(基礎工事・建て方工事 イメージ)
ステップ2☆上棟&プレゼンボードで内外装決定♪
土台の据付から柱、梁、棟など、家の骨組みとなる部分が完成することを「上棟」と呼びます。
建物の高さや、実際の空間が体感できるようになると、完成した時のイメージがグッとしやすくなりますね!
そして内外装のデザイン(プレゼンボード)を決定するのもこのころ!
そのエリアでオンリーワンのプレミアムデザインのアパートを建てるために
当社のデザイナーが、
・外装(アプローチ、外壁、外構)
・内装(室内の建具、壁紙、住宅設備)
両方をコーディネートし、デザインを選定していきます。
RIAパートナーズの建物に規格品はなく
すべての建物デザインはオーナー様との打合せの中から生まれます。
シンプルなデザインから、一度見たら忘れられない!!インパクトのあるデザインまで、コンセプトを決めてご提案させていただきます♪
デザイン打ち合わせで世界に一つだけのスペシャルなアパートを作り上げていきましょう☆
(デザイン打ち合わせの様子 イメージ)
ステップ3☆建物が完成!引渡しに向けて準備♪
プレゼンボードが決定したら、その内容に沿って外壁や内装などを作っていきます。
電気や給排水の配管工事や壁や天井のボード・クロス(壁紙)工事、
照明機器などの住宅設備機器の取り付けが終わったら、待ちに待った建物の完成です!!
法令に定められた完了検査を行い、物件に傷や不完全な箇所がないか、社内検査を行ってお引渡しに向けてチェックを進めていきます。
社内検査の様子は、過去の記事で取り上げていますので、ぜひこちらもご覧ください☆
>>★社内検査の様子★
(検査の様子 イメージ)
ステップ4☆竣工のお立合い&出来栄えの確認♪
各種検査が終わったら、いよいよオーナー様に建物をご覧いただきます!
オーナー検査では、建物の出来栄えを確認していただくとともに、補修箇所がないかチェック。
オーナー様の中には「今まで紙の図面しか見ていなくて、実物を見に来るのは初めて」という方もいらっしゃるので、建物を見てどんな感想を頂けるか、内心はドキドキ・・・
「すごい!」「いいですね!」とオーナー様に喜んでもらえると、建築する側としては、とてもやりがいを感じる嬉しい瞬間です(^^)☆
(完成時イメージ RadIAnce堤町より)
ステップ4☆賃貸経営の開始です♪
オーナー様による確認が終わって最終の手直しが終わったら、建物の引き渡しを行います。
カギの受け渡しを行うとともに、建物の引き渡し書に署名をいただく、建物の所有権が建設会社からオーナー様に移る大切なプロセスでもあります。
後日、プロのカメラマンによるアパートの写真とともに、竣工書類(各種保険の証書、検査済み証、物件の図面など)を引渡しさせていただきます。
引渡しが終わった以降は、いつでも入居ができる状態になります。
これまで長い時間をかけてたくさんのステップを踏んできましたが、
ついにアパート経営の開始です!!
(アパート経営を始めるまでの流れ フローチャート)
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アパート経営を始めた後も、RIAパートナーズでは
物件のメンテナンス、リフォーム、物件管理など
様々な賃貸経営のサポートができます。
詳しくはまたの機会にご紹介させていただきますね♪